10月29日に開催された日本マーケティング学会のカンファレンス2023に参加しました。

①　リサーチプロジェクトセッション（web3研究会）
「DAO型マーケティングの可能性」
リサプロセッションでは、web3研究会でNEO TOKYO PUNKSの皆様にお越し頂き、発表を行いました。
１．NFT利活用の現状　小谷恵子、竹雄 大祐
２．NEO TOKYO PUNKS（NTP）に見る，ファンと共創するデジタル・コミュニティ・マーケティング　NIKOさん、TOMOさん、SRさん

NIKOさんは広島にイベントでいらっしゃるためZoom登壇となりました。
会場は、雨の日曜朝9時にも関わらず、沢山の方が参加くださいました。NFTやweb3に関心のある方も多く、ブロックチェーンを使った新しいコミュニティに興味をもっていただけたようです。強力なNIKOさんのIPを持つNTPは、8500人のコミュニティをDiscord上に持ち、自治体や企業との取組みも進められています。エンゲージメントの高いメンバーがコミュニティを盛り上げ、利他的、積極的に関係を構築しています。
会場参加の皆様、Q＆Aを待たずに、質問やディスカッションが始まり、大変有意義な会となりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

②　ポスター発表
「NFTのDAOにおけるDiscord活用とコミュニティ消費の実態」末次祥太郎・小谷恵子・中里慎
NFTコミュニティについての定量調査とインタビュー調査を行い、Discordを活用したコミュニティ消費の実態についての調査結果を発表しました。
調査の結果、NFTコミュニティは、所属するメンバーのサードプレイス的な存在となっていました。自律的・利他的に「コミュニティ消費」が生まれ、参加者が各々の専門分野のスキルを伸ばし、それを「仕事」にできるだけの経済性も生まれていたことが分かりました。コミュニティは近年、企業・自治体とのコラボ件数も増えてきており、また参加者の属性に一定の傾向性があることから、企業にとっても注目すべき市場になると考えられます。またコミュニティ運営に使用されているDiscordの活用も浸透してきており、今後新たなコミュニケーションアプリとしての活用が期待されていることがわかりました。